中国新聞
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◎DATA


セツブンソウ キンポウゲ目 キンポウゲ科
【環境省】準絶滅危惧 【広島県】準絶滅危惧
真冬に最大15cmほど茎を伸ばし、その先に直径1~2cmほどの花を一輪咲かせる。埼玉県以西の本州に分布し、広島県がほぼ南限と言われている。多年草であり、種が発芽してから4年目に花を咲かせる。石灰岩地など水はけのよい場所を好む傾向にある。

春の訪れを告げる花

毎年、節分の頃に花が咲き始めることからその名が付いたセツブンソウ。埼玉県以西の本州に分布し、時には雪の中から直径1~2cmほどのかわいい花を咲かせます。セツブンソウやカタクリのように、早春に咲く植物は、スプリング・エフェメラル(Spring Ephemeral)と呼ばれています。エフェメラルとは「はかない」「つかの間の」という意味。春のひと時、妖精のような美しさを披露した後、地上部分は枯れ、球根の状態で秋まで休眠します。

花びらに見えるのはがく

5枚の花びら(花弁)に見える部分は、実は花びらではなく「がく」に当たります。もともとの花びらは変形し、花の中心で黄色い蜜腺となっています。がくの色は通常は乳白色ですが、ピンク、クリーム色などのものもあります。花弁からは甘酸っぱい匂いが出ており、この匂いでアリを呼び、種を運ばせています。

セツブンソウと人の暮らしの関係

セツブンソウは落葉樹林の下や、田んぼと山の境界部分などによく見られます。ただ、冬から春にかけて十分な日差しが必要なため、スギなどの常緑樹林の中では育ちません。以前は肥料や牛馬のえさとするために里山の下草は刈られていましたが、人が手入れをしてきた環境が失われるにしたがって、セツブンソウも次第にその数を減らしていきました。

日本有数の自生地、総領町

広島県庄原市総領町でセツブンソウが確認されたのは1960年代。1985年からは「NPO法人節分草保存会」が下草の草刈りやイノシシ対策などの地道な保護活動を行い、現在は日本有数のセツブンソウ自生地として知られるまでになりました。毎年、自生地公開期間中は、可憐な山野草の観察を楽しむことができます。さらに、同期間中は、種子から育てたセツブンソウを購入することもできます。(販売数限定)。その売り上げはセツブンソウの保護活動に使われています。

地元の子どもたちが紹介

庄原市立総領小学校では、4年生の総合学習の時間にセツブンソウについて学んでいます。今年は、花の特徴や保存会の歴史を紙芝居にまとめ、自生地近くにある道の駅を訪れた人たちに説明するなどして、ふるさとの自然の素晴らしさを伝えました。

レッドデータブックとは

絶滅のおそれのある野生生物の生息状況などがまとめられたものです。環境省や各自治体、学術団体が発行しています。

広島県では「レッドデータブックひろしま2011」が、2012年に発行され、絶滅のおそれのある1,000種の動植物が紹介されています。


♪セツブンソウの歌

セツブンソウが揺れている

静かな里山に 春を告げる

セツブンソウは 小さくて

可憐な花咲かす 山野草

ケーブルテレビ番組

第9回セツブンソウを10倍楽しくめでるには!?

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